令和8年度会長の宮城洋之です。中学校国語教育の一層の発展のために、本会の活動の充実に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いします。
さて、令和8年6月現在、次期学習指導要領の改訂に向けた中教審の国語ワーキンググループの開催も10回に上り、いよいよ国語教育の新たな方向性が明らかになろうとしています。前回改訂のスケジュールをなぞるならば、今年の年末までには中教審の答申が出され、年度内には新しい学習指導要領が告示されることになるかと思います。
現行の学習指導要領は、それまでの「何を指導するか」を示すスタイルから、「子供たちは何ができるようになるのか」を示すスタイルへと大きく転換したわけですが、令和6年12月の文部科学大臣諮問ではそうした「理念や趣旨の浸透が道半ば」であるとしています。つまり、目指すところにはまだまだ到達できていないが、進む道は間違ってはいないということでもあります。
であるならば、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて取り組んでいる多くの先生方の研究と実践を共有し、「資質・能力」の育成を目指す指導の一層の充実を図ることは、次期学習指導要領が示す新しい時代の国語教育に順接していくことは間違いありません。
各地区の先生方の研究の発展と充実とともに、全日本中学校国語教育研究協議会がその共有と交流の要となれるように活動を進めてまいりますので、皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
東京都三鷹市立三鷹第一中学校
校長 宮城洋之